iPhoneの音声入力で「ハイフン」と5回続けて言うと発生するバグが話題
iPhoneの音声入力で、「ハイフン」と5回続けて言うと、iPhoneの画面が真っ暗になり、アプリが強制終了するバグが見つかりました。筆者も試してみたところ、iOS12.2パブリックベータ3でも発生が確認できました。
音声入力中に突然のアプリ終了
「ハイフン」と5回連続で音声入力すると、iPhoneの画面が真っ黒になり、アプリが終了してホーム画面に戻ってしまう現象は、セキュリティ企業カスペルスキーのブログに紹介され、話題となっています。
その様子を紹介した動画がこちらです。
アプリが突然終了するので驚きますが、アプリを再度立ち上げると入力前の文字列が残っており、iPhoneは「落ちる」もののデータは消えておらず、悪影響はないとみられます。
比較的新しいiOSのバグか
カスペルスキーによると、この現象はiOS12.1のiPhone6、iPhone6s、iPhone6s Plus、iPhone8、iPhone X、iPhone XS Maxで確認されているそうです。
しかし、iOS10.3.1のiPhone SEでは発生しないことが確認されており、比較的新しいバージョンのiOSで生じるバグと考えられるとのことです。
ちなみに、音声入力はキーボードの片隅にあるマイクのアイコンをタップして開始します。表示されない場合は、音声入力がオフになっているので、設定アプリの「一般」>「キーボード」からオンにできます。
iOS12.2ベータでも発生を確認!
筆者も、最新版のiOSであるiOS12.1.4をインストールしたiPhone XS Maxで「メモ」や「メール」などのアプリで試したところ、確かに同じ現象が発生しました。
また、先日公開されたiOS12.2パブリックベータ3をインストールしたiPhone7 Plusでも、同じ現象が確認できました。
入力に使う音声が日本語でも英語でも、同じく5回でアプリが落ちます。
3月の一般ユーザー向け公開が見込まれるiOS12.2の正式版では修正される可能性もあります。
なお、macOS Mojaveの音声入力ではこの現象の発生は確認できませんでした。
Source:カスペルスキー
(hato)