AirPowerはAirPodsをどこに置いても効率的な充電が可能?
Appleは今年前半にもAirPowerとワイヤレス充電対応のAirPodsケースを発売するとされます。発売日に関して公式な発表はないのですが、AirPowerとAirPodsワイヤレス充電ケースに関して、Appleが興味深い特許を申請していたことが判明しています。
複数のコイルを使用
Appleがアメリカの特許庁に提出した資料によるとAirPowerには16のコイルが埋め込まれ、AirPodsのケースを充電器の上のどこに置いても効率的に充電できる仕組みが備わっています。iPhoneのワイヤレス充電では置く場所によって充電が始まらなかったり、充電が不安定になったりするケースがあるのですが、この資料はAirPowerには置く場所を選ばなくても効率的に充電できる工夫が施されることを示唆しています。
AirPodsのケースだけでなく、AirPowerで充電できるApple WatchやiPhoneも同様に置く場所を選ばずに充電できるようになると考えられます。充電器の上にポンと置くだけで複数のデバイスを効率よく充電できるとすれば、AirPowerがかなり便利なワイヤレス充電器になることは間違いないでしょう。
発売はいつになるのか
AirPowerは2017年9月に発表されて以来、何度か「発売間近」という情報が流れました。しかし2019年2月時点でAppleは発売日に関して具体的な情報を公表していません。3月にも開催されるとされるイベントに合わせて発売になるという情報や2019年前半発売とする情報、2019年中に発売とする情報が混在しており、まだ具体的な発売時期が予想できない状態となっています。
発売が遅れた原因として、充電中のデバイス間で充電情報を共有する技術や発熱を制御する技術に解決すべき問題があったとも言われていますが、その問題も2019年に入って解決されたと噂されています。AirPowerの発売はそれほど遠くない将来に迫ってきていると予想されます。
Source:AppleInsider
(KAZ)