Google Chrome開発版でダークモード導入

Google Chromeブラウザの開発版であるChrome Canaryが、macOSとWindows 10向けの両方でダークモードに対応したことがわかりました。
Chrome Canary 74がダークモードに対応
Googleは以前より、Chromeブラウザへのダークモード導入を試みていましたが、開発者版であるChrome Canaryの最新ビルドChrome Canary 74で、macOSとWindows 10向けバージョンの両方でダークモードが利用可能となったことがわかりました。
特徴的なのは、Chromeのダークモードが自動切り替えになっている点です。たとえばmacOS Mojaveでシステムをダークモードに設定している場合、Chrome Canary 74は自動的にダークモードとなります。現在のバージョンでは手動でダークモードのオン・オフを切り換えたり、ダークモードが動作しないようにしたりすることはできないようです。
しかしまだ開発途中であるため、一般公開されるバージョンでこのダークモード自動切り換えがそのまま適用されるかどうかは不明です。
Chrome 74の正式リリース予定日は4月23日
TechDowsのGIF画像を見ると、現行の白い背景からダークモードに切り替わると、ウィンドウ内、タブ、メニューが暗い色に反転するとともに、テキストが白文字に変化するのがわかります。
Googleによれば、Chrome 74の正式リリース予定日は4月23日です。
進むダークモード導入
Macについては、昨年9月に公開されたmacOS Mojaveでダークモードに対応しました。その後、「Office 365 for Mac」でもダークモードが利用可能となり、現在開発者向けベータが公開されているmacOS Mojave 10.14.4では、Safariで表示するWebページにもダークモードが自動適用可能になっています。
次期Android OSである「Android Q」も、ダークモードに対応すると報じられており、iOS13での対応にも期待がかかります。
Source:9to5Google,BGR,Google
Photo:TechDows
(lunatic)