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2019年2月8日 02時04分

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Apple、iPhone用モデムチップを独自開発中か、Reuters報道

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Apple iPhone XS/XS Max
 
Appleは、iPhoneに搭載するモデムチップを独自開発している、とReutersが報じています。QualcommやIntelからの購入をやめ、独自チップで5Gに対応する計画とみられます。

スルージ上級副社長がモデムチップ開発を率いる

Reutersによると、Appleのモデムチップの独自開発を率いるのは、ハードウェアテクノロジー担当上級副社長のジョニー・スルージ氏で、今年1月からモデムチップ設計の責任者も兼任しているとのことです。
 
Apple ジョニー・スルージ氏
 
イスラエル出身のスルージ氏は、IBMやIntelでプロセッサ開発設計部門の要職を経て2008年にAppleに入社しています。
 
同氏は、AppleではiPhoneやiPadに搭載されているAシリーズプロセッサや、AirPodsなどに搭載されているBluetoothチップの開発を率いてきました。

Aシリーズプロセッサとの統合によるメリットも

モデムチップの独自開発には、巨額の開発費用が必要となります。
 
しかし、iPhoneを構成する部品のうち、モデムチップは15ドルから20ドル(約1,650円から2,200円)と高価な部類に入ります。
 
年に2億台以上のiPhoneを出荷するAppleにとって、モデムチップの調達費用は30億ドル〜40億ドル(約3,300億円〜4,400億円)の出費となっているだけに、独自開発は長期的なコスト引き下げが期待できます。

昨年末にもAppleがモデムチップ開発との報道

Appleがモデムチップを独自開発している、との情報は2018年12月にThe Informationも報じています。
 
ただし、モデムチップの開発には3年程度を要するため、Apple独自開発の5Gモデムチップを搭載したiPhoneの発売は2021年になるのではないか、と予測されています。

iPhoneのモデムチップ、2016年までQualcommの独占供給

iPhoneに搭載するモデムチップは、Qualcommが2016年まで独占供給していました。
 
しかし、2016年からはIntel製チップの採用を開始し、2018年のiPhoneではQualcomm製モデムチップを完全に排除しています。
 
この動きの背景には、Qualcommからの高額なリベートの提示があった、とAppleの調達担当責任者が法廷で証言しています。
 
 
Source:Reuters
(hato)

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