Appleの「マップ」乗り換え検索、デンマークなど北欧4カ国で利用可能に

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    iOSの純正地図アプリ「マップ」の公共交通機関の乗り換え検索機能が現地時間1月21日より、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北欧4カ国で利用可能となりました。

    日本では2016年10月から利用可能

    米メディアMacRumorsによれば、各国の首都であるコペンハーゲン、ストックホルム、オスロ、ヘルシンキ内の電車やバスの乗り換え案内や運賃、運行時間はもちろん、国境を越えての乗り換え検索や路線図の表示も可能です。
     
    Appleは2015年にアメリカの主要都市でマップアプリに乗り換え検索機能を導入、その後徐々にカバー範囲を拡大しています。日本では2016年10月のiOS10.1から、マップアプリでの交通機関乗り換え情報が利用可能となっています。

    ここ数年で精度が向上したマップ

    MacRumorsの記事には「AppleはどうしてこんなにGoogleよりも遅れているのか。カバー範囲の拡大に時間がかかりすぎている理由は何なのか。ひどすぎる」とのコメントが寄せられていますが、別の読者は「公共交通機関乗り換え案内はGoogleマップよりもAppleのマップのほうが優れている」と返信、またMacRumorsも「ここ数年で地図情報が詳細になり、着実にGoogleマップに追いつきつつある」と記しています。
     
    昨年11月にはAppleでAppleのマップ作成に従事した経験のあるデザイナーのジャスティン・オバーン氏が、建物の形状や植生分布の表示において、AppleのマップがGoogleマップを上回ったと評価しました。また同月Appleは、歩行者マップ精度向上のため、徒歩でのデータ収集を行っていることを認めています。

     
     
    Source:MacRumors
    (lunatic)

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