4歳児がSiriを使って母親の救助に成功


     
    ウェールズ南西部ペンブルックシャーのボー・オースティンくん(4歳)は、母親のジェスさんがつわりを軽減する薬の副作用で倒れているのを発見しました。ボーくんは、彼女のiPhoneでSiriを介して緊急電話をかけ、無事オペレーターと繋がることができました。

    Siriを使った緊急電話のかけ方はテレビで見て学んだ!?

    英BBCによれば、ボーくんはオペレーターに「僕のお母さんの体調が良くありません」と言ったとのことです。母親のジェスさんは、一時的に起きて電話で住所を確認しましたが、再び倒れてしまいます。
     
    ボーくんは、救急車が到着するまで母親の意識をつなぎとめるようオペレーターから指示を受けました。
     
    「家には私とボーしかいなかったから本当によくやってくれたと思う」と、母親のジェスさんは語ります。「Siriをそのように(緊急電話をかけるのに)使うなんて信じられない。私でさえスマホでできると思わなかった」
     
    ボーくんは、Siriを使った緊急電話のかけ方はテレビで見て学んだと答えたそうです。
     
    「ボーくんのテクノロジーに関する知識、住所の把握、終始落ち着いていたことが大きな違いを生み、母親と我々の助けとなった」と、電話をとったウェールズ救急車サービスのアシュリー・ペイジ氏はコメントしています。

    より充実するApple製品の緊急機能

    Apple Watch Series 4で転倒検出機能が追加されるなど、Apple製品の緊急機能はより充実しつつあります。
     
    Apple Watchの転倒検出機能によりスウェーデン人男性がすでに救われていますが、ユーザーが65歳以下の場合、デフォルトでオフ設定となっているため注意が必要です。
     
    Apple Watchでの緊急SOSモードの使い方も動画で紹介されています。年末にかけて飲み会が増える時期ではありますが、もしものときのために役立つかもしれません。
     
     
    Source:BBC via AppleInsider
    (lexi)

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