Microsoft、折りたためるSurfaceスマホを2019年に発売か

surface microsoft

surface microsoft
 
SamsungやHuaweiを始めとして、スマートフォンに“折りたたみ”という新たな特性が採用されつつあります。通常のスマートフォンとしてだけでなく、ディスプレイの大きさを活かしてタブレットのようにも使える「折りたたみスマートフォン」市場に、Microsoftが参入を計画していることが分かりました。

ポケットサイズよりは若干大きい

先日発売された書籍「Beneath a Surface(Surfaceの真下で,Surfaceには“表面”の意味もある)」によると、Microsoftは現在「Andromeda」というコードネームで、2019年のリリースに向けて、折りたたみ可能なSurface端末を開発しているそうです。同書籍の著者であるブラッド・サムズ氏はブログで、2019年第4四半期(10〜12月)のリリースが予定されていると、より詳しい発売時期に言及しています。
 
また、この「Andromeda」と呼ばれる端末は、スマートフォンとタブレットの両方を想定した折りたたみデバイスとなっており、これまで確認された特許に基づけば、一般的なポケットに収まるデザインよりも若干大きいのが特徴とのことです。
 
これらのことから、Microsoftは当初噂されていたポケットサイズの端末を諦め、スマートフォンとタブレットの中間帯に位置するような端末を計画していることが分かります。

各メーカーがこぞって参入

「折りたたみスマートフォン」の開発にしのぎを削っているのは、Microsoftだけではありません。
 
何年も前からSamsungはProject Valleyの名の下に、折りたためるGalaxyの開発に取り組んでおり、最近ようやく次世代ディスプレイ「Infinity Flex」を搭載したGalaxy Fを発表しました(発売は2019年3月)。
 
またHuaweiも、5G対応の折りたたみスマートフォンを1年以内に市場へ投下する予定であることを明らかにしています。この他にもLGやOPPO、Xiaomi、Lenovoなどのメーカーが続々と追随しており、画期的なデザインで消費者の注目を集めたいと考える、スマートフォン業界の新たなトレンドへとなりつつあります。
 
なお、Appleも申請された複数の特許から開発を行っていると考えられており、2020年に「折りたたみiPhone」を発表するのではないか、とするアナリストの予測も登場しています。
 
 
Source:Economic Times,Tom’s Guide
(kihachi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

特集

目次