次期iPhone搭載のA13チップ、コードネームは「雷」か

a12 チップ

a12 チップ
 
毎年のように他を圧倒するベンチマークスコアを叩き出してきた、iPhone搭載のチップ「A〜」シリーズですが、2019年に登場が予定される次世代iPhoneには「A13」が搭載されると考えられています。このA13チップのコードネームについて、「Lightning」になるとの観測が浮上しています。

コードネームは今回も気象関係

A13チップのコードネームについて明らかにしたのは、著名なハッカーとして知られるLonghorn氏です。同氏がTwitterで述べたところによると、A13のモデル名はT8030、コードネームは「Lightning」になるとのことです。
 


 
コードネームは一般的に公表されるものではなく、関係者の間でしか用いられないため、Lightningの真偽は不明です。しかし、これまでAppleはA9でHurricane(ハリケーン)、A10でZephyr(西風)、A11はMonsoon(季節風)、A12はVortex(旋風)と、代々「風」や「嵐」といった激しい気象に関係したコードネームを命名したとされてきました。したがって、Lightning(雷)も一連の流れに沿った命名だと言えるでしょう。

A13の性能はどうなる?

A13はTSMCが独占供給を行う見通しで、難易度が高いとされてきたEUV(Extreme Ultraviolet:極端紫外線)リソグラフィと呼ばれる技術で7nmプロセスでの量産が噂されています。
 
具体的にどれだけのパフォーマンスを発揮するかは不明ですが、2018年発売のiPhoneに搭載されたA12がA11と比較して30%ほどの性能向上(公式には15%)を実現したことを思えば、A13でも同じくらいの進化を遂げると考えられます。
 
 
Source:Twitter-Longhorn via mysmartprice,気になる、記になる…
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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