Apple Watch Series 4の心電図機能、設定変更で日本でも利用可能?

Apple Watch Series 4の心電図(ECG)機能は、今後アメリカでソフトウェアアップデートにより利用可能になりますが、日本を含むその他の国で利用可能になる時期は不明です。しかし、地域の設定を変えれば利用可能になるようだ、と指摘されています。
Apple Watch Series 4の心電図機能、日本では提供時期未定
Apple Watch Series 4の主な新機能のひとつである心電図機能は、アメリカではFDA(米国食品医薬品局)の認可を得ており、今年中のソフトウェアアップデートにより機能が提供される予定です。
しかし、日本を含むその他の国については、心電図機能が利用可能になる時期は明らかにされていません。
これは、医療機器としての性質を持つ心電図測定器を名乗る以上、そこから得られる情報に正確さが求められるため、当局の審査と認可が必要になるためです。
地域設定の変更で心電図機能が利用可能に?
9to5Macの記者でソフトウェア開発者としても知られるギルヘルム・ランボー氏は、Apple Watch Series 4の心電図機能は、ハードウェアではなくソフトウェアレベルで制限されているようだ、と指摘しています。
このため、Apple Watch Series 4と同期するiPhoneの地域設定を「アメリカ合衆国」に変更すれば、心電図機能が使えるようになる可能性がある、とのことです。
なおランボー氏は、公開前のソフトウェアを解析した情報であり、Appleが心電図機能を提供する際には設定が変更される可能性もある、としています。
日本語のまま利用可能、ただし不便も
地域設定は、「設定」アプリの「一般」>「言語と地域」で変更可能です。
地域設定をアメリカに変更しても、言語や時刻の設定は日本のままで使うことができます。
ただし、日付の書式などの設定が変更されるため、日常使用には不便なことも多そうです。
Source:9to5Mac
(hato)