2019年初頭より複数メーカーが続々折りたたみスマホを発表か
大きなディスプレイを活かし、通常のスマートフォンとして以外に、タブレット用途でも使える「折りたたみ可能なスマートフォン」が、2019年初頭より複数のメーカーによってリリースされるようです。
各社が続々とリリースへ
サプライヤー事情に詳しいDigitimesは22日、フレキシブル半導体/ディスプレイの技術を開発する中国企業のKuntech(坤同)が、フレキシブル・アクティブマトリクス式有機ELディスプレイ(AMOLED)の大規模な生産ラインを設立することを伝えました。
背景には、世界的なフレキシブルAMOLEDの需要が急増していることが指摘されています。そのニュースの中で実例として挙がっているのが、中華系ベンダーを始めとした、スマートフォンメーカー各社の相次ぐ「折りたたみ可能なスマートフォン」リリース観測です。
Digitimesは関係者の話として、Samsungを筆頭にHuawei、Xiaomi、OPPOが2019年初旬に折りたたみスマートフォンをリリースする用意があるとしています。
このうちSamsungについては、すでに11月7日にSamsung Developer Conference(SDC 2018)で発表されるという観測や、「Galaxy F」としてConsumer Electronics Show(CES 2019)で詳細が明らかになるのではないか、との見方が出ています。
こうなると当然、AppleがiPhoneにいつ採用するのかという点に関心が集まりますが、消費者がどのように受容するかも分からない荒削りの技術であるだけに、「パーフェクト」を志向する同社が採用するのは、まだ先の話になりそうです。
Source:Digitimes
Photo:YouTube
(kihachi)