Appleのテレビサービス、2019年開始で年後半には100カ国以上で利用可能?

Apple TV 4K

Apple TV 4K
 
Appleは独自の動画コンテンツ配信を2019年にもアメリカで開始するとネットメディアが伝えています。このテレビサービスにはテレビアプリ内での購読サービスも含まれ、2019年後半には100カ国で利用できるようになるとされ、日本でも来年、Appleのテレビサービスが始まる可能性が出てきました。

Appleユーザー向けサービス

Appleは昨年からオリジナルの動画コンテンツの制作、配信を始めています。すでに公開された作品の評価は高いとは言えませんが、Appleは現在でも意欲的に作品を調達し、大物プロデューサー・司会者・監督などと契約し、オリジナルコンテンツを制作中です。これらオリジナルコンテンツは2019年にも始まるテレビサービスの目玉コンテンツとしてiPhoneやiPad、Apple TVユーザーには無料で配信されると予想されています。
 
Apple TV 4K Apple公式
 
また同時にHBOなどの動画配信サービスをTVアプリ内から契約できるようにして、複数のアプリに分散してしまっているコンテンツを一つのアプリで一括で楽しめるようにするとも報じられています。これらが実現すれば自宅でのテレビの楽しみ方は大きく変わることになるでしょう。

便利そうだが問題点も

ただこのような動画配信の購読サービスに問題がないわけではありません。Appleが購読サービスをどの地域でも同じように提供するなら、地域ごとに異なる事情複雑に入り組んだコンテンツの権利関係を乗り越えていく必要があります。さらに地域ごとに異なる言語や表現規制の問題もあります。英語だけのコンテンツだと当然ですが日本ではサービスとして成立しません。また過激な表現についての規制も国によって異なります。
 
そうした壁を一つずつ乗り越えるのは容易ではなさそうです。アメリカで2019年前半に始まるテレビサービスが、2019年後半に100カ国で利用できると報じられていますが、アメリカでのサービス・コンテンツがそのまま海外でも楽しめることにはならないかもしれません。
 
 
Source:MacRumors
(KAZ)

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