「Planet of the Apps」出演者に「失敗」の烙印を押される

Planet of the Apps

Planet of the Apps
 
Appleによる最初のオリジナル動画コンテンツ「Planet of the Apps」は、公開された当初は話題になったものの、その後高い評価を得ることなく1シーズンが終了し、続編も制作されていません。さらに出演者のゲイリー・ヴェイナチャック氏がAppleの動画のマーケティングについて酷評しています。

アプリ版「マネーの虎」

Planet of the Appsはアプリ開発者が投資家の前でプレゼンテーションをし、投資家が見込みのある開発者に開発資金を投資する過程を描くリアリティーショーとして配信されました。番組の形は日本で放送されていたマネーの虎と同じで、プレゼンテーションから投資家からの助言、アプリの開発、公開までを娯楽コンテンツとして仕上げています。
 
Planet of the Apps
 
このPlanet of the Appsに投資家として出演していたゲイリー・ヴェイナチャック氏がAppleの動画配信のマーケティングについて「全てが間違っていた」と酷評しています。Appleは同番組のマーケティング会議中にゲイリー・ヴェイナチャック氏からは何も意見を求めず、番組全体の評判があまり良くない結果となったと批判しています。

動画コンテンツは迷走中?

AppleはPlanet of the Appsに続いて、CarPool Karaokeを制作して配信しています。CarPool Karaokeはもともとあった人気コンテンツということもあり、シーズン2まで配信が継続しています。
 
Carpool Karaoke ウィル・スミス
 
Appleが動画コンテンツ制作、配信のために多くの人材を集めているのは確かであり、また大物プロデューサーとコンテンツ制作についての契約をしていることも確認されています。しかしPlanet of the Appsの失敗が、Appleによるオリジナル動画コンテンツの制作に影響を与えている可能性があります。
 
 
Source:MacRumors
(KAZ)

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