ジョナサン・アイブ氏「まだまだAppleでやることがある」


 
テクノロジー雑誌WIREDの25周年イベントに登壇したAppleの最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏は、Appleはエネルギーと活力に溢れていると述べ、これからもAppleでの仕事を継続する意向を示しました。

アイブ氏は今でも子供のころの感覚を失っていない

ステージ上でアイブ氏のインタビューを行ったのはファッション雑誌Vogueの編集者のアナ・ウィンター氏です。
 
「(Appleの)エネルギーと、活力、そしてチャンスがあるという感覚…それは凄まじいもので大いに興奮させてくれる」と、アイブ氏は語りました。
 


 
「子供のころのような楽しみの感覚を失ったら何か別のことをするべきときなのだろう」と、インタビューの中でアイブ氏は述べました。その地点に到達してしまったかとの質問には、「そんなわけないじゃないか」と簡潔に答えました。
 
アイブ氏がAppleの成功の立役者であるとの意見はよく聞かれます。アイブ氏はiMac、iPod、iPhone、iPadのデザインを手掛けたことで知られています。

Appleが秘密主義なのはどうして?

Appleがなぜ現在開発中の製品をすべて秘密にしているのかとの質問に対しては、「秘密主義にならないほうがおかしいと思う。何かを作っている最中に今やっていることを話したがるクリエーターはそんなにいない」と、きっぱりと答えました。
 ジョナサン・アイブ氏 WIRED
「これ(Appleでの仕事)をずっとやってきて、今Appleが集中していることに余計な心配やノイズを与えないのが自分の責任だと思っている。開発の妨げになることがあるからだ」と、アイブ氏はAppleの秘密主義についてさらに詳しく述べました。
 

 
Appleは自動運転車プロジェクト「Titan」コードネームT288としてARヘッドセットを開発していると噂されており、Appleは自動車を7年以内に、ARメガネを2020年に発売すると著名アナリストが予測しています。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:Shara Tibken/Twitter, WIRED
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

目次