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カリフォルニア州検事総長のザビエル・ベセラ氏は、100万ドル(約1億1,340万円)以上にのぼるApple製品をApple Storeから盗んだとして、17人を告訴しました。
すでに8人が逮捕され、残りの9人に逮捕状が出ている状況です。容疑者は米国内の19の異なる郡に位置するApple Storeに押し入り、ノートパソコンやiPadなどを展示テーブルから取り、逃げ去ったとされています。
「掴んで逃げる(Grab-and-Run)」と呼ばれる手法は、Apple Storeで頻繁に起こるといわれています。KGO-TVによれば、今年の5月から現在までに少なくとも21件の同様の窃盗事件が発生しているとのことです。
「組織化された小売店の窃盗は、カリフォルニアのビジネスオーナーに億単位の損害を与え、模倣犯を助長することにつながる。盗難の最終的な尻拭いをさせられるのは顧客である」と、ベセラ氏は声明の中で述べています。
「我々は地域の警察当局とともに暴徒的な精神構造を撲滅し、犯罪者に責任を取らせるよう努めていく」と、同氏は続けています。
今月だけですでに9件のApple Storeでの窃盗事件が起きているカリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリアですが、先日サンタローザの店舗にてフードを被った男たちが真っ昼間に堂々と展示テーブルから製品を持ち去る様子が見物人により撮影されました。
同州パロアルトのApple Storeでは12時間以内に2度も強盗に襲撃されたと報じられており、カリフォルニア州での被害は拡大し続けています。
Source:UPI
(lexi)
ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。