【訂正】Apple Watch Series 4の分解レポート、バッテリー容量は約2割減

Apple Watch Series 4の分解レポートが公開されました。Apple Watch Series 3と比べてバッテリー容量は4%増えています。大画面化、薄型化だけでなく、内部構造も大きく変更されています。
【追記 2018/9/26 23:55】Apple Watch Series 4のバッテリー容量に関する記載は、iFixitが比較対象を間違っていたことが判明しました。Apple Watch Series 4のバッテリー容量はApple Watch Series 3から約2割減少しています。記事のタイトルと該当箇所を修正いたしました。
内部構造も大きく変わったApple Watch Series 4
9月21日に発売されたApple Watch Series 4の分解レポートを公開したのは、先日iPhone XSとiPhone XS Maxの分解レポートを公開したiFixitです。
Apple Watch Series 4(左)本体の外寸は、Apple Watch Series 3(右)から0.7mm薄くなっています。
Apple Watch Series 4(左)とApple Watch Series 3(右)をX線写真で比較すると、Apple Watch Series 4では背面のセンサー類が大きく変更されていることがわかります。
バッテリー容量は4%拡大
Apple Watch Series 4に搭載されているバッテリーの容量は291.8mAhで、Apple Watch Series 3の約350mAhから約18%減少しています。
なお、Apple Watch Series 2のバッテリー容量は273mAh、初代Apple Watchは205mAhでした。
心電図機能については「後日報告」
Apple Watch Series 4に搭載された心電図機能は、左右の腕に流れる電圧の差を用いて計測されます。なお、日本で利用可能になる時期は不明です。
Apple Watch Series 4の場合、本体の装着された腕と、もう片方の手でデジタルクラウンに触れることで計測しています。
iFIxitは、心電図センサーについては詳細に分析し、改めてレポートすると報告しています。
刷新されたデジタルクラウン
Apple Watch Series 4のデジタルクラウンは、物理ボタンから触覚フィードバック方式に変更されています。
新しいデジタルクラウンは、心電図機能用のセンサーとしても使われています。
修理しやすさは「6点」
iFixitは、Apple Watch Series 4の修理しやすさを10点満点中の6点と評価しています。
iFixitはバッテリー交換がしやすくなっていることを高く評価する一方、配線の一部が他のパーツに固定されており修理しにくい、と減点しています。
iFixitは、分解の様子を撮影した動画も公開しています。
Source:iFIxit
(hato)