10月に2,000万台出荷~サプライヤーの間でiPhone XRの期待上昇

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iphone xr カラー 
 
10月26日に発売となるiPhone XRは、高価な有機EL(OLED)ディスプレイの代わりに液晶ディスプレイ(LCD)を採用するなどして、他のモデルと比べ価格が抑えられているのが特徴です。このため、iPhone売り上げの牽引役となるという見方が多くを占めています。

10月だけで2,000万台出荷


ニュースサイトDigiTimesが業界筋からの情報として伝えたところによると、iPhone XRは10月だけで2,000万台の出荷が期待されているそうです。この数字は以前の予想からの上方修正となります。
 
2,000万台という出荷台数がいかに桁違いかは、iPhone XS Maxが月間で400万~500万台と見積もられていることからも明らかでしょう。
 
かねてより報道があるように、iPhone XRは2018年で新iPhoneのうち50%超の出荷シェアを占めると考えられていますが、サプライチェーン関係者の話では「2019年初頭も勢いは続く」ようです。
 
予約状況がアナリストの予想を下回ったとされるiPhone XSですが、そのぶんをiPhone XRが埋め合わせることができるのかに、スマートフォン市場の注目が集まっています。

iPhone XR待ちの消費者も多い

iPhone XRは、OLEDディスプレイではなくLCD、デュアルカメラではなくシングルカメラ、フレームもステンレススチールではなくアルミニウムと、随所にコストカットが行われた“廉価版”モデルとなっています。
 
しかし、シングルカメラでもボケ機能が使えることや、iPhone XS/XS Maxと同じA12チップ、3D Touchの代わりにHaptic Touch(長押し)が採用されていることなど、上位モデルと遜色はありません。
 
さらには、iPhone XS/XS Maxにはないカラーバリエーションが豊富に用意されているとあって、「iPhone XR待ち」の消費者が多くいると言われています。
 
 
Source:DigiTimes
(kihachi)
 

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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