iOS12、正式リリース後48時間で10%のデバイスにインストール

iOS12 パフォーマンス 正式版

iOS12 パフォーマンス 正式版
 
日本時間18日未明にリリースされたiOS12は比較的順調にインストール端末を増やしています。分析会社のMixpanelが収集したデータによるとiOS12はリリース後の48時間に10%のデバイスにインストールされたことが判明しました。

iOS11のシェアは低下

iOS12のリリース前、同社のデータではiOS11のシェアは約91%でした。iOS12リリース後、当然ですがシェアは低下を続けており、リリースから48時間後には約82%となっています。この低下したシェアがほぼそのままiOS12のシェアに加算されたことになり、iOS11からiOS12へと移行したユーザーがほとんどとみられます。確かにリリースされたiOSをすぐにインストールするユーザーはすでに最新のiOSを使っていることが多く、この結果は当然かもしれません。
 
ios12
 
ただ今回のiOS12では古い機種のパフォーマンスが向上するとされ、これから古いiOSバージョンを今でも使っているユーザーがiOS12をインストールすると考えられます。このインストールが進めば、現在7%ほどあるiOS10以前のバージョンのシェアも徐々に低下していく可能性は大いに考えられます。

iOS10には及ばず

ただiOS12のインストールのペースが特別速いというわけではありません。iOS10はリリースご24時間で14%のシェアを獲得し、iOS11は24時間で10%のシェアを獲得しています。iOS10はiOSが一気に進化したバージョンでもあり、多くのユーザーがいち早くその新しさを体験したいと考えたのでしょう。インストールのペースから、今回のiOS12はそこまでのインパクトをユーザーには与えられなかったと考えられます。
 
iOS12おさらい
 
ただiOS12は安定性が向上し、古い機種のパフォーマンスを向上させるように設計されています。そのため目立った新機能はあまりないものの、今後数週間から数カ月でじわじわとインストール数が増えていくと考えられます。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Mixpanel
(KAZ)

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