日本でもブームの動画SNSアプリ「Tik Tok」、Apple Musicとパートナー契約
日本でも大ブームを引き起こしている中国発の動画アプリ「Tik Tok」が、Apple Musicのパートナーシッププログラムに参加したことが分かりました。
世界中でブーム沸騰
Tik Tok(中国では「抖音」)とは、15秒で撮影したショート動画にBGMを合わせたり、視覚効果を付与したりして共有するSNSアプリです。
2018年第1四半期(1~3月)には全世界のApp Storeで最もダウンロードされたアプリ(4,850万回)となったほか、今年の夏に日本国内のデイリーアクティブユーザーを倍増させるなど、世界中で若年層を中心に人気を博しています。
著作権の所在を明確に
今回、Tik TokがApple Musicのパートナーシッププログラムに参画したのは、使用される音楽の著作権問題に対して積極的に取り組むことで、海外展開への足がかりをより確かなものにしようという狙いがあると考えられます。
ただし、この取り決めによって、直接的な恩恵を受けるのはTik TokやAppleばかりではありません。Tik Tokユーザーもアプリ上でApple Musicで公開されている楽曲を正式に使用できるようになるというメリットがあります。また、Apple MusicユーザーもTik Tok上で関連する音楽を自由に視聴することが可能となります。
なお、Tik Tokは先日、Universal MusicやWarner Musicらとパートナーシップ契約を交わすことも発表しており、これによって著作権で保護された1,000万曲以上の楽曲が正式に利用できるようになるとされています。
Source:SHINE,威锋网,Sensor Tower
Photo:YouTube-Tik Tok,Facebook-Tik Tok
(kihachi)