App Store開始からもうすぐ10周年!人気アプリのランキング

2018年7月10日で、iOS向けのApp Storeがオープンして10周年になります。10周年を記念して、アプリ関係情報サービスのApp Annieが、これまでのダウンロード数ランキングなどの情報をまとめています。
2010年と2018年のDL数ランキングを比較
App Annieがサービスを開始した2010年の、iOS用App Storeにおけるアプリダウンロードランキング(ゲーム以外)は以下のようなものでした。
- おしゃべり猫のトーキング・トム(Talking Tom Cat)
- Skype
- Windows Live Messenger
- Shazam
- Google Earth
- Bump
- Netflix
2018年時点でのダウンロード数ランキングは以下のとおりです。
- Tik Tok
- YouTube
- Facebook Messenger
- WhatsApp Messenger
- Googleマップ
- Snapchat
- Gmail
2018年は、多くのユーザーを抱える中国で人気のソーシャルメディアアプリ「Tik Tok」が、YouTubeを抑えてトップに立っています。
iOS App Storeでの通算DLランキング、トップはFacebook
世界全体での2018年までの通算ダウンロードランキング(ゲーム以外)では、FacebookとFacebook Messengerが1位と2位に並んだほか、4位のInstagram、5位のWhats App MessengerとFacebook関連アプリが4つもランクインしました。
世界全体の通算の売上額ランキングでは、Netflix、Spotify、Pandra Radioと、エンターテインメント系のストリーミングアプリが上位に並びました。LINEが6位にランクインしています。
ゲームアプリの通算DL数トップは「キャンディクラッシュ・サガ」
ゲームアプリの通算ダウンロード数では、「キャンディクラッシュ・サガ」がトップでした。このほか「クラッシュ・オブ・クラン」をはじめ、人気ゲームアプリが並んでいます。
ゲームアプリの通算売上ランキングでは、ダウンロード数で4位だった「クラッシュ・オブ・クラン」がトップに立ち、課金することで楽しみが広がるアプリが並んでいます。
「モンスターストライク」「パズル&ドラゴンズ」「Fate/Grand Order」と、日本発のアプリが3本ランクインしているほか、世界的な社会現象になった「ポケモンGO」が10位に入っています。
ゲームアプリは全体DL数の31%、売上額では75%
App Annieによると、ゲームアプリは、iOS版App Storeのダウンロード数の31%にすぎませんが、売上額では75%を占めています。
DL数で中国がアメリカを抜く日は近い
国別の通算ダウンロード数では、アメリカが401億ダウンロードでトップですが、2位の中国が399億ダウンロードと肉薄しており、近いうちに逆転するのはほぼ確実とみられます。
日本は3位ですが、95億ダウンロードと、ダウンロード数ではアメリカと中国に大きく引き離されています。
通算売上額ランキングでもアメリカがトップで360億ドル(約4兆円)、2位が中国で277億ドル(約3兆円)、3位が日本で252億ドル(約2.8兆円)でした。
2017年、1億円以上売り上げたアプリは2,857本
App Storeでの売上額が100万ドル(約1.1億円)超えの大ヒットアプリ数は、2012年の770本から2017年には2,857本と、平均成長率30%のペースで伸び続けています。
2017年だけで100万ドル以上を売り上げた2,857本のうち、564本は1,000万ドル(約11億円)の巨大ヒットを記録しています。
Source:App Annie via 9to5Mac
(hato)