Apple、台湾のMicroLEDメーカーと会合〜未来のiPhoneに採用か

    iPhone X Apple公式

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    Appleの役員が、台湾・台北で開催中のディスプレイ関連の展示会に参加、その折に台湾のMicroLEDメーカーと秘密裏に会合を持った模様です。台湾メディア経済日報が伝えています。

    AUOおよびEpistarと話し合い

    台湾・台北において8月29日〜31日開催の「Touch Taiwan 2018」(スマートディスプレイ及びタッチスクリーン展)にAppleの役員が訪れ、台湾のディスプレイ・メーカーであるAU Optronics(AUO)およびEpistarとそれぞれ話し合いの機会を持ったとのことです。
     
    同メディアによれば、Appleは両社の次世代ディスプレイ技術と目されるMicroLEDおよびMiniLEDの開発状況を尋ねたとされています。これら新ディスプレイは、将来的にiPhoneおよびApple Watchに搭載される可能性があります。
     
    AUOは5月20日〜25日に米ロサンゼルスで開催されたディスプレイ関連の世界最大規模の展示会「Display Week 2018」において、フルカラー8インチTFT駆動型microLEDディスプレイ技術を含む、複数の技術で優秀賞を受賞しています。

    2014年ごろからMicroLEDに関心

    Appleは以前からMicroLED技術に関心を持っており、2014年にはMicroLEDディスプレイを開発するベンチャー企業LuxVue Technologyを買収しています。2017年には台湾TSMCと協力してMicroLEDを開発中と報じられたほか、今年3月には本社近くの施設で独自に技術開発を行っているとの報道もありました。同じく3月には韓国において、34件ものMicroLED関連技術の特許を申請したことが判明しています。
     
    また4月には、今回の2社とは別の台湾のMicroLEDディスプレイ開発企業PlayNtrideと交渉中とも伝えられています。

     
     
    Source:経済日報 via MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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