Appleティム・クックCEO、自身の持ち株500万ドル相当を慈善団体に寄付

ティム クック

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Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、自身が持つApple株23,215株を慈善団体へと寄付したことが明らかになりました。

Apple株価の価値はさらに大きく

Appleの株価は、予想以上に好調だった2018年第3四半期(4-6月)の業績を発表した直後、200ドルの大台を突破し、米企業として初となる株式時価総額1兆ドル(約110兆円)企業となりました。
 
米最大の時価総額を持つということが、最も大きな企業ということを意味するわけではありませんが、現在Apple株価は215ドル前後の値をつけており、クックCEOが寄付した23,215株は、500万ドル(約5億5,200万円)に相当します。

寄付先の明かされない寄付活動は過去にも

米証券取引委員会の書類から、21日に明らかになったクックCEOの慈善団体への寄付ですが、同氏は過去にも同様の寄付活動を行っています。
 
クックCEOは2015年にも、当時656万ドル(約8億1,300万円)に相当するApple株50,000株を慈善団体に寄付しています。
 
いずれの寄付活動も寄付先は明かされていません。企業のトップは、持ち株の動きについて公開しなければなりませんが、その移動先を知らせる必要はないとされています。

過去に人権活動団体や教育へと支援

クックCEOは2014年、相当額を米南部のLGBTの権利を促進する人権キャンペーンプロジェクト「One America」へと寄付したといわれています。
 
また同年、同氏は約30万ドル(当時のレートで約3,600万円)をペンシルバニアの「Steel Valley School District」という基金に寄付しました。寄付金は、後に教育機関でのiPadの購入に使用されたとされています。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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