Samsung Galaxy Note9、ベンチマークスコアでiPhone Xに敗れる

Samsungが発表したばかりのフラッグシップスマートフォン「Galaxy Note9」のベンチマークテストの結果、処理能力ではiPhone Xが上回っていることがわかりました。
Samsung最新フラッグシップ「Galaxy Note9」をベンチマーク
Samsungが現地時間8月9日に発表した「Galaxy Note9」と主要スマートフォンのベンチマークスコアを、テクノロジー製品のテスト情報を扱うメディアTom’s Guideが公開しました。
マルチコアのスコアはiPhone Xがトップ
広く使われているベンチマークアプリ「Geekbench 4」で、総合的な処理能力を示すマルチコアスコアを比較すると、iPhone Xが10,357とトップに立っています。
Galaxy Note9は8,876で、Galaxy S9+の8,295を上回ったものの、iPhone Xに大きく引き離されています。
3DグラフィックテストもiPhone Xが勝利
高い負荷のかかる3Dグラフィックの描画を行う「3DMark Slingshot Extreme」でのテスト結果は、OnePlus 6が5,124でトップ、2位はiPhone Xの4,994、Galaxy Note 9のスコアは4,639で3位となりました。
Galaxy Note9、ディスプレイ性能で強みを発揮
一方、ディスプレイのテストでは、6.4インチのスーパーアクティブマトリックス有機EL(AMOLED)を搭載したGalaxy Note9が強みを発揮しました。
ディスプレイの輝度では、Galaxy Note9が604ニトで、iPhone Xの574ニトよりも明るいことがわかります。
なお、Galaxy S9+は630ニトと、Galaxy Note9を上回っています。
トップに立ったのはLGのG7 ThinQで、900ニトと、他を大きく引き離しています。
また、色の表現能力を示す色域(Color Gamut)は、Galaxy Note9が224パーセントでiPhone Xの128.6パーセントを大きく上回っています。
トップはOnePlus 6の240.3パーセント、2位はGalaxy S9+の231パーセントでした。
iPhone Xをこき下ろすCMを何本も放送していたSamsungは、Galaxy Note9の性能をどうアピールしてくるのでしょうか。
Source:Tom’s Guide via 9to5Mac
(hato)