インドでのiPhoneシェアが1%に縮小

iPhone SE Apple

iPhone SE Apple
 
インドでの苦戦が報じられているAppleですが、2018年第2四半期(4-6月)の同国スマートフォン市場におけるシェアが、過去最低の1%まで落ち込んだことがわかりました。

過去最低の市場シェア1%に

調査会社Conterpointの報告書によれば、Appleは流通戦略を変更したために、特にこの四半期のiPhone売上は不調に終わったとのことです。
 
またインド国内におけるiPhone生産が軌道に乗っておらず、今もなお国内販売分の多くを輸入に依存していると、Conterpointは指摘しています。
 
インドでのiPhone生産については、台湾Wistronが2017年春からiPhone SEの組み立てを開始し、6月に国内向けに販売を開始しました。また今年6月には、iPhone6sの量産もスタートしたと報じられています。Conterpointの指摘が正しければ、iPhone SEとiPhone6sの量産計画が予定通りに進行していないということになります。
 
インドでの苦戦が度々報じられているAppleではありますが、市場シェア1%というのは過去最低の記録だとCounterpointは述べています。

2位Xiaomiが首位Samsungに肉薄

インドのスマートフォン市場は、2018年第1四半期は対前年同期比で横ばいと低調でしたが、第2四半期は同18%増と再び二桁増へと転じました。
 
ベンダー別では、Samsungが2018年第2四半期も29%のシェアで首位を維持したものの、中国Xiaomiが28%と肉薄しています。なおインドにおいてはSamsung、Xiaomi、Vivo、Oppo、Honor(Huawei)の上位5ブランドで市場の82%を占めています。
 
なお対前年同期比で目覚ましい成長率を示したのは、OnePlus(284%)、Honor(188%)、Xiaomi(112%)の3ブランドでした。
 
Counterpoint

フィーチャーフォンでは新興のReliance Jioが圧勝

一方インドのフィーチャーフォン市場では、インドのReliance Jioが、Jio Phoneの発売からわずか1年で、国内の約半分のシェアを獲得するという、驚異的な成長を遂げています。
 
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Source:Counterpoiint via 9to5Mac
(lunatic)

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