新型13インチMacBook Pro、4ポートすべてでフルスピード通信が可能に

2018年モデルの13インチMacBook Pro(Touch Bar搭載)は、左右どちらのThunderbolt 3ポートも、フルスピードでのデータ通信が可能です。2016年と2017年のモデルでフルスピード通信ができるのは、左側の2つだけでした。
第8世代プロセッサの効果で全4ポートをフルスピード対応に
先日発売された、2018年モデルの13インチMacBook Proには、第8世代のIntel Core i5とCore i7プロセッサが搭載されています。
これらのプロセッサは、最大16 PCI Expressレーンに対応しているため、左右に合計4つあるThunderbolt 3ポートのすべてで、最大40Gbpsのフルスピード通信が可能です。
2016年と2017年でフルスピード通信可能なのは左側だけ
2016年と2017年モデルのMacBook Pro(Touch Bar搭載)に搭載されていた、Intelの第6世代と第7世代のCore i5とCore i7プロセッサが対応するのは、最大12 PCI Expressレーンでした。
そのため、右側(イヤホン端子がある側)2つのポートは帯域幅が制限され、フルスピードでの通信ができるのは左側2ポートに限られていました。
Appleも、公式サポートページでこの事実を認め、5Gディスプレイの接続などの用途には左側のポートを使うよう推奨していました。
15インチは2016年から全ポートがフルスピード対応
15インチのMacBook Proは、2016年モデルから4ポートすべてでフルスピード通信が可能となっています。
なお、2018年にアップデートされていない、13インチのTouch Bar非搭載モデルに搭載された2つのThunderbolt 3ポートは、どちらもフルスピードでの通信が可能です。
Source:MacRumors
(hato)