iOS12の「AR Quick Look」でショッピング体験が変わる?

世界最大規模のECプラットフォームShopifyが、iOS12で新たに導入された「AR Quick Look」機能を用いて、ブラウザ上での拡張現実(AR)オブジェクトの配置を実現させました。
アプリなしでブラウザ上でAR体験が可能に
AppleのARアプリ開発フレームワーク「ARKit」は、これまでアプリを介してのみ動作可能となっていましたが、iOS12に追加された「AR Quick Look」機能を使用すると、ブラウザ上で直接ARを体験することができるようになりました。アプリをダウンロードする必要なしに、ショッピングサイトで気になった商品をARオブジェクトとして現実空間に配置して試したりといったことも可能になります。
Shopifyはすでに同機能をシステムに導入しており、iOS12のベータ版をインストールしていれば、Magnoliaなど一部のショッピングサイトで「AR Quick Look」を体験することができます。
Browse for products, preview them in AR, and then buy with Apple Pay. All within Safari on iOS 12. It's a delightful experience that Shopify merchants will be able to offer this fall. #arkit #ios12 #shopify pic.twitter.com/KLOKkBKAjp
— Daniel Beauchamp (@pushmatrix) July 11, 2018
Source:Daniel Beauchamp/Medium
(lexi)