ドレイクの最新アルバム、Apple MusicとSpotifyの再生回数記録を更新
人気ヒップホップミュージシャンドレイクの最新アルバム「Scorpion」が、リリース後24時間におけるApple MusicとSpotifyでの再生回数で、両サービスの最高記録を更新しました。
ドレイク、前作アルバムの再生記録を大きく更新
現地時間6月29日にリリースされたドレイクの「Scorpion」は、リリース後24時間でApple Musicでの再生回数が1億7,000万回を超えました。
この再生回数は、これまでApple Musicの最高記録だった、ドレイク自身の前作アルバム「More Life」の8,990万回を2倍近く上回ります。
「Scorpion」はSpotifyでもリリース後24時間で1億3,200万回再生され、同サービスの最高記録を更新しています。SpotifyはThe Vergeに対して、再生回数の集計後、この数字はさらに大きくなる可能性があると語っています。
リリース前からのプロモーション
Apple Musicは、「Scorpion」のリリースに向けて、Siriに「ドレイクのニックネーム」を語らせるほか、自分の顔を「Scorpion」のジャケット写真風に加工できる特設Webサイト設置などのプロモーションを行ってきました。
Apple Music is working overtime for ???
This is what happens when you ask Siri what Drake’s nickname is pic.twitter.com/3fbRKvKAhA
— Micah Singleton (@MicahSingleton) 2018年6月28日
Spotifyも、同サービスの売りであるプレイリストで「Scorpion」収録楽曲を多く流してアピールしています。
The Vergeは、「Scorpion」はリリース後1週間の再生回数が10億回を超える初の作品になるかもしれない、と予測しています。
Apple Music開始当初から関わりの深いドレイク
ドレイクはApple Musicの立ち上げ当初からAppleと親密な関係にあり、有料会員以外でも聴けるラジオ「Beats1」では自らの番組も持っています。
Apple Musicのサービス開始を発表した際には自らステージに立ったほか、2016年のアルバム「View」はApple MusicとiTunesで先行リリースを行っています。
先日、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)はApple Musicの有料会員数が世界で5,000万人を突破したことを明らかにしています。
Source:The Verge
(hato)