クックCEO、今度はアイルランドを訪問し首相と面会

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    Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は先日イタリア、オランダを訪問したのに続き、アイルランドを訪問しています。訪問先のアイルランドでは首相と面会し、コーク市にある同社のヨーロッパ本部を訪れ、さらに旅行予約アプリ運営企業を訪問するなどで過ごしているようです。

    アイルランドはAppleにとって重要

    今回、クックCEOがアイルランドを訪問する直前、Appleは10億ドル規模の投資となる同国内へのデータセンター建設を中止しています。それでもAppleはアイルランド国内にヨーロッパとアフリカにiMacを出荷する自社工場を保有するなど、地域の雇用や経済に大きく貢献しています。さらにアイルランド第二の都市コーク市には35年以上Appleのヨーロッパ地域を統括する本部が置かれており、Appleにとってアイルランドは最も重要な国の一つとなっています。
     


     
    今回のクック氏のアイルランド訪問では、同国首相と面会した後にコーク市にあるAppleのヨーロッパ本部に向かっています。Appleはヨーロッパでの納税企業買収で当局と対立することも多くあり、クック氏の訪問はこれら諸問題の調整のためだった可能性があります。
     


     
    ちなみにダブリンでは旅行宿泊予約アプリ「Hostelworld」の開発チームと面会しています。これによりアイルランド訪問も政府首脳と会い、アプリ開発者と対談するというクック氏の外国訪問の典型的なものになっています。
     
     
    Source:MacRumors
    (KAZ)

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