iPhoneにも将来的に圧力感知センサーが搭載されるかも?Appleの特許が公開


 
昨年、台湾ベンダーHTCが「Edge Sense(エッジセンス)」と名付けた機能をフラッグシップ機U11で発表しましたが、Googleがそれを模倣する形で、「Active Edge(アクティブエッジ)」という圧力感知センサーをPixel 2デバイス側面に採用しました。デバイス側面に圧力を加えると、Google アシスタントを呼び出すことができる機能です。AppleもAndroidブランドの流れに乗り、iPhoneに圧力感知センサーを搭載する可能性が浮上しています。

圧力感知センサーの特許が公開

米国特許商標庁は14日、特許番号20180164166の「Mobile Electronic Device with Squeeze Detection(圧力感知を搭載したモバイル電子デバイス)」と名付けられたAppleの特許を公開しました。オンラインメディアBGRによれば、2013年と2016年のAppleの特許から発しているとのことです。
 
しかしながら、Appleの圧力感知センサー特許は、HTCやGoogleのものとは趣が異なるようです。Appleはすべてがスクリーンのデバイスを最終的に目指しており、物理ボタンも取り払われると、BGRは見ています。Appleは過去に巻きつけ式スクリーンの特許を取得していることから、圧力感知センサーが側面に搭載される場合、物理ボタンを置き換えるものになるのではないかと推測されています。
 

 
センサーがデバイス側面に埋め込まれることで、3D Touchのように側面を押す力加減でデバイス上の様々な操作を行なうことができるようになるかもしれません。また、異なる位置に取り付けられたセンサーで操作が行なえる可能性もあります。

Apple Watchも物理ボタン撤廃の噂

Apple Watchも物理ボタンが取り払われ、触感フィードバックによるソリッドステートボタンへアップグレードされると最近報道されたばかりです。ソリッドステート方式のボタンが採用されることで耐水性能が向上につながるだけでなく、本体内部のスペースの節約になるといわれています。
 
 
Source:BGR
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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