2017年10月25日 05時14分
読了まで 約 1分58秒
有名批評家が語る「iPhone Xを通して見えたAppleの変化」
Apple製品の批評家として名高いケン・セガール氏は、iPhone Xの広告から垣間見られるAppleの企業体質の変化について鋭く切り込みました。
本当にすべてがスクリーン?
Apple製品の批評家として知られるケン・セガール氏は、iPhone Xの公式ウェブサイトのキャッチフレーズの一つである「すべてがスクリーン。(It’s all screen.)」が誇大広告であると指摘しました。

Apple
iPhone Xのスクリーンには、ノッチ(切り欠き)部分と呼ばれる、TrueDepthカメラが埋め込まれた黒い領域があり、それがベゼルレスOLEDディスプレイを独特な形で侵食しています。
スティーブ・ジョブズ氏の元で広告制作を行なっていたことで知られるセガール氏は、iPhone Xの広告を「大げさである」と表現しました。
Appleの広告はこんな感じではなかった
セガール氏によると、Appleのこれまでの広告は、創造的であると同時に楽しく、なおかつ知的で正確だったとのことです。それがまさしくAppleが広告の手本とも言われた理由でした。
このセガール氏のブログ投稿は、Appleコメンテーターのジョン・グルーバー氏の目にとまり、同氏もiPhone Xの広告について嘆きました。
もし2、3年後に完全にノッチ(切り欠き)部分がないiPhoneが出てきたときにどうやって広告を出すんだ?「本当に今回はすべてがスクリーン。」とでも言うのか?
Source:Ken Segall’s Observatory via The Independent
Photo:Mark Littlewood/Flickr
(lexi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: lexi の記事一覧