iOS12の新機能「Screen Time」を詳しく解説!

    iOS12

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    Appleは世界開発者会議(WWDC 18)で、次期OSであるiOS12には新機能「Screen Time」を導入すると発表しました。この新機能について、米メディアMacRumorsが詳しく解説していますのでご紹介します。

    「設定」アプリの「Screen Time」からアクセス

    Screen Timeは、「設定」アプリの「Screen Time」(iOS12で追加される新項目)からアクセスすることができます。
     
    上部のバーには、どのカテゴリーのアプリをどのくらいの時間使用したかが表示されます。またバーの上には水色の文字で、現時点での総使用時間が平均時間を上回っている、あるいは下回っているかが記されています。
     
    デバイス名(ここではJuli’s iPhone X)をタップすると、全アプリの使用時間の詳細が表示され、この表示は過去24時間と過去7日間で切り替えることができます。
     

     
    アプリだけでなく閲覧したWebサイトも表示され、たとえばMacRumors.comを5分間閲覧したことなどがわかります。
     
    画面を下にスクロールすると、1時間あたり何回iPhoneを手に取ったか、また1日を通じて手にとった回数の合計がわかります。通知を受け取った回数や、各アプリから送られる通知の頻度も知ることができます。
     

     
    過去7日間のiOSデバイスの利用状況は毎週報告書としてまとめられますが、Screen Timeのウィジェトでも閲覧可能です。

    使用制限時間を設定できる「App Limits」機能

    Screen Timeの報告書を見て、アプリの使用時間を減らしたいと思った人向けに、Appleはアプリごとに使用制限時間を設定できる「App Limits」機能を提供しています。たとえばInstagramとゲームに使う時間を減らしたい場合、それぞれのアプリで時間制限を設定しておくと、時間切れが近づくと通知が届きます。
     

     
    「Downtime(休止時間)」もiPhoneの使用を制限するための機能です。休止時間中はアプリからの通知は表示されず、画面に使用が禁止されていることを意味するバッジが表示されます。
     
    これらの機能はファミリー共有を通じて、保護者が子どものiOSデバイスの使用時間を管理するのにも使えます。
     
     
    Source:MacRumors
    Photo:Apple
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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