WWDC 18、入場時の認証はFace IDとTouch IDで

WWDC 18 Apple

WWDC 18 Apple
 
開幕まで30分を切ったAppleの世界開発者会議(WWDC 18)ですが、今年は会場への入場のための本人確認を、NFC利用によるFace IDまたはTouch IDで行っていることがわかりました。

iPhoneなどをかざして認証

WWDCの会場へ入場する際の本人確認は、以前はバッジに印刷されたバーコードが使われ、ここ数年はバッジのNFC(Near Field Communication=近距離通信技術)タグをスキャンする形で行われていました。
 
しかし今年は初めてWallet内のパスを使うという、物理的なバッジを用いない方法が採用されています。
 
WWDC 18 NFCタグ AppleInsider
 
米メディアAppleInsiderによれば、WWDC参加者はApple Payで支払いを行うときと同様、iOSデバイスを入り口で端末にかざし、Touch IDまたはFace IDで認証を行う仕組みになっているとのことです。

WWDCでNFCチップのポリシー変更が発表?

iOS11で新たに「Core NFC」が導入され、スキャン用のダイアログボックスでNFCタグを読み取ることにより、そのタグに書き込まれた情報を知ることが可能になりました。しかし現時点では、Core NFCを活用している企業はかなり少数だとAppleInsiderは伝えています。
 
WWDC 18では、iPhoneに埋め込まれたNFCチップに関するポリシーの変更が発表され、例えばNFC対応のドアにiPhoneをかざして開けるといったことが可能になるとも予想されています。

 
 
Source:AppleInsider
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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