WWDCで6コアIntelチップ搭載MacBook Proが発表か


 
開幕まであとわずかとなった世界開発者会議(WWDC 18)の基調講演で、MacBook Proのアップデートが発表されるかも知れません。

Geekbenchで6コアチップ搭載MacBook Proが登場

米メディアAppleInsiderがベンチマーク測定のGeekbenchにおいて、「MacBookPro14,3」というデバイスのスコアを発見したと報じています。
 
Geekbenchによれば、同デバイスはIntelのCore i7-8750Hプロセッサを搭載していますが、注目すべきは「6コア」であることです。現行のハイエンドモデルであるTouch Bar搭載15インチMacBook Pro(Mid 2017)が搭載しているのはクアッドコア(4コア)です。
 
ベースのクロック速度は2.21GHzと現行モデルの2.9GHzを下回りますが、Intelによれば同プロセッサのターボ使用時のクロック速度は4.1GHzとなり、ベースモデルのTurbo Boost使用時最大3.9GHzを上回ります(オプションの3.1GHzクアッドコアのTurbo Boost使用時と並ぶ)。

32GBのRAMを搭載?

またMacBookPro14,3のシングルコアスコアは4,902ですがマルチコアスコアは22,316で、現行のMacProで最も高スコアを出している前述の15インチMacBook Proの16,999をはるかに上回っています。
 
もう一点興味深いのは、MacBookPro14,3が32GBのDDR4 RAMを搭載していると記載されていることです。15インチMacBook Proが搭載しているのは16GBのDDR3メモリです。
 
MacBook Proは、昨年のWWDC 17でアップデートが発表されており、今年のWWDC 18でも新製品が発表されるのではないかと期待されています
 
WWDC 18は日本時間6月5日の午前2時より、例年どおり基調講演でスタートします。基調講演はライブストリーミング配信され、リアルタイムでの視聴が可能です。

 
 
Source:AppleInsider
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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