今秋のiPhone、新色はグリーンとバイオレット?インドメディアが写真を公開

iPhone XI プロトタイプ TechnoCodex

iPhone XI プロトタイプ TechnoCodex
 
iPhone XI」や「iPhone9」などと噂される、2018年秋の次世代iPhoneのプロトタイプとされる写真が公開されました。背面パネルの色がグリーンとバイオレット、ステンレスフレームがゴールドで、新色として追加される可能性もあります。

インドの工場で撮影された次期iPhoneの新色?

iPhone Xと同様にデュアルカメラが縦に並んだiPhoneの、背面がグリーンとバイオレットの写真を公開したのは、インドのテクノロジーメディアTechnoCodexです。写真では一部しか見えませんが、側面の金属製フレームはゴールドとなっています。
 
iPhone XI プロトタイプ TechnoCodex
 
同メディアは、これらの写真はインドにある工場から流出したものと主張しています。
 
iPhone XI プロトタイプ TechnoCodex
 
なお、AppleがiPhone Xに「ブラッシュゴールド」と呼ばれるゴールド系の新色を用意していたことが、米連邦通信委員会(FCC)の資料から明らかになっています

6.1インチモデルの写真ならアナリスト予測と一致か

米メディア9to5Macは、TechnoCodexがこれまでApple関連情報で実績がないこと、Appleがインドでの生産を拡大しているのは事実だが、それでも大多数は中国にあるFoxconnかPegatronの工場で生産されていることから、これらの写真が本物と信じるには慎重になった方がいい、と指摘しています。
 
しかし、仮にこの写真が「iPhone8s」と噂のある6.1インチ液晶モデルのものなら、Rosenblatt証券のジュン・チャン氏による「差別化のためにカラーバリエーションが追加される」という予測に符合することになります。
 
ジュン・チャン氏が予測する、ブルー、イエロー、ピンクの3色のiPhoneを描いたコンセプトデザインを、携帯電話関連情報メディアPhoneArenaが公開しています。

iPhoneのカラーバリエーションの法則に合致?

9to5Macは、今回の写真を偽物として一蹴できない理由として、「iPhoneがデザインを大きく変更しない年は新色を追加している」という法則に注目しています。
 
2014年にiPhone6/6 Plusで大きくデザインを変更し、翌年のiPhone6s/6s Plus では新色ローズゴールドを追加しています。
 
その翌年のiPhone7/7 Plusでは、新色ジェットブラックを追加し、スペースグレーをマットなブラックに置き換えたほか、発売の約半年後には(PRODUCT)REDモデルを追加しています。(PRODUCT)REDモデルは、iPhone8/8 Plusでも追加されました。
 
一方で、大きくデザインが変更されたiPhone6/6 PlusとiPhone Xでは、カラーバリエーションの追加は行われていません。
 
この法則によれば、iPhone Xの外観デザインを踏襲したモデルの発売が見込まれる今年は、新色の追加が行われる年、ということになります。

 
 
Source:TechnoCodex ,9to5Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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