CarPlay対応車種が400を突破、米Appleが発表

米Appleは現地時間5月25日、CarPlay対応車種が400を超えたことを明らかにしました。Webサイトには反映されていませんが、最新の対応車種は、SUBARU WRXの2019年モデルです。
最新のCarPlay対応車種は5月24日に発表されたばかり
最新のCarPlay対応車種となる2019年モデルのWRXは、SUBARUの米国法人が現地時間5月24日に発表し、今年夏に発売される高性能車です。
WRXに装備される、車載インフォテインメントシステム「STARLINK」は、CarPlayとGoogleのAndroid Autoの両方に対応しています。
米国SUBARUが販売する車種では、WRX以外にも以下のモデルがCarPlayに対応しています。
- 2017-2018 Impreza
- 2018 Outback
- 2018 Crosstrek
- 2019 Ascent
- 2019 Forester
以下は、SUBARU米国法人によるCarPlayのプロモーション映像です。
米調査で「非対応車種は購入しない」が過半数
AppleのCarPlayは、音楽再生、電話、メッセージ送受信など、iPhoneの機能の一部を自動車のディスプレイに表示して使用できるもので、2014年から提供が開始されています。
アメリカで実施された消費者調査では、CarPlayやAndroid Autoの利用者の満足度は85%以上にのぼり、「CarPlayやAndroid Autoが利用できない車種は購入しない」という利用者が半数以上と、自動車購入において重要な判断基準となっています。
最近はワイヤレス接続可能なモデルも
当初、対応車種はごく一部に限られていましたが、最近はトヨタやマツダなども対応しているほか、パイオニアやアルパイン、ソニー、クラリオン、ケンウッド、JVCからアフターマーケット製オーディオが発売されています。
多くの車種では、有線接続でCarPlayが利用可能ですが、BMWの一部車種や、パイオニアやアルパインの製品では、ワイヤレス接続でCarPlayが利用可能です。