AirMacシリーズ、ついに一部の国で販売終了

 
Appleは先月、Wi-Fiルーター「AirMac」シリーズの開発、製造、販売を終了すると発表しました。ただ販売については在庫が無くなり次第終了とアナウンスされており、現在でも日本のApple StoreやApple Online Storeでは販売が続いています。一方で、一部の国でAirMacシリーズの一部、または全ての販売が終了していることが判明しました。

ヨーロッパ各国で販売終了

Appleはかねてから噂のあったAirMacの開発、製造、販売を終了すると発表し、その後、在庫がなくなり次第販売終了になるとしていました。すでにヨーロッパ各国ではAirMacシリーズ全てがApple Online Storeから姿を消しており、販売終了は世界中で着実に進行している状態です。また日本の店舗を含む一部のApple Storeでは店頭在庫がなくなっており、AirMacの残りが徐々に少なくなっていることがわかります。

もしAppleブランドのWi-Fiルーターが欲しいなら、幸い日本ではまだ在庫があり、数日の待ち時間で購入が可能です。完売となる前に急いで購入しておいたほうがいいでしょう。

GoogleかLinksysか

AirMacの開発が終了と発表されたことで、新モデル登場を長期間待っていたユーザーが次にどのWi-Fiルーターを買うべきかという悩みを抱えることになりました。一部の国のApple Online StoreではLinksysブランドのWi-Fiルーター「Linksys Velop Whole Home Mesh Wi-Fi System」が販売されています。AirMac Extremeとよく似た外観でApple製品の横にあっても違和感はありません。最新のメッシュWi-Fiシステムにも対応しているものの、価格は高く、また販売国も限られています。
 

 
ちょうどAirMacシリーズの販売終了が公式にアナウンスされた時期、GoogleはWi-Fiルーター「Google WiFi」の国内発売を発表しました。アプリで簡単に設定できるところなどはAirMacと同様で、メッシュWi-Fi対応で価格も手頃な設定となっています。AirMacの後継機種を考えているユーザーの多くはGoogle WiFiを選択することになるかもしれません。
 
 
Source:MacRumors
(KAZ)