6.1インチ液晶iPhone、LG製の明るいディスプレイを採用?韓国メディア報道

LG G7 ThinQ

LG G7 ThinQ
 
2018年秋の発売が予測されているiPhoneのうち、6.1インチ液晶モデルに、LG製の「MLCD+」と呼ばれるディスプレイが採用される、と韓国メディアBusiness Koreaが報じています。

韓国メディアが「液晶iPhoneにMLCD+採用」と報道

先日、PatentlyAppleが「あくまでも推測」として、液晶モデルのiPhoneにLG Display製のMLCD+ディスプレイが採用されるかもしれない、と伝えていました。
 
その数日後、現地時間5月9日にBusiness Koreaが「スマートフォン業界」から得た情報として、iPhoneの液晶モデルにはLG製のMLCD+ディスプレイが採用されると報じています。
 
MLCD+は、従来の液晶が色を表現するのに使っている赤・緑・青の光の3原色に「白」を加えることで、明るく鮮明な画質と省電力が実現できるのが特徴です。
 
MLCD+ディスプレイは、LG製スマートフォンのG7 ThinQに採用されています。

Apple情報を扱うメディアは批判的に報道

この報道について、元となる予測情報を伝えたPatently Appleですら、「スマートフォン業界」という不明確な情報源、液晶ディスプレイのメリットが低価格であることを挙げて「曖昧な情報だ」と批判しています。
 
AppleInsiderは、製品化されたばかりの最新技術であるMLCD+が、3モデルの中で低価格帯を担うとみられる液晶モデルに採用されるとは到底考えられない、と強く否定しています。
 
なお、ジャパンディスプレイがiPhone用の液晶パネルを大量に受注した、と日本経済新聞が3月末に報じています。

 
 
Source:Business Korea, Patently Apple, AppleInsider
Photo:LG
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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