iPhoneのバッテリー交換、待ち時間が改善

 
iPhoneのバッテリー交換料金の減額により、多くのiPhoneユーザーが交換を求めた結果、通常よりも長く待たされる状態が続いていましたが、ようやく改善されそうです。

在庫が十分な数量に達したと通知

AppleがApple StoreおよびApple正規サービスプロバイダに現地時間4月27日に配布した内部メモには、iPhoneの交換用バッテリーの在庫が十分な数量に達し、遅れなく供給可能となったと記されていたとのことです。米メディアMacRumorsが信頼できる筋から同メモを入手したと報じています。
 
これはつまり、Apple StoreとApple正規サービスプロバイダがAppleに交換用バッテリーを発注すれば、遅れなく受け取れることを意味します。
 
Appleが内部メモで通達した内容は全世界に適用されるようですが、国や地域によって状況に差があると思われます。AppleのWebサイトのサポートページには、現在も「バッテリー交換には最長で5日間かかる場合がある」と記されています。

12月末日まで3,200円でバッテリーを交換

Appleはユーザーへの十分な説明がないまま、バッテリーが劣化したiPhoneの動作速度を制限していた問題を受け、iPhone6以降のiPhoneのバッテリー交換料金を減額するプログラムを実施しています。この交換に多くのユーザーが殺到したため一部機種のバッテリーが在庫不足となり、同社は3月末か4月初旬までは、交換に最長で数週間かかる場合もあると通知していました。
 
日本では2018年12月末日までの期間、通常8,800円のところ、3,200円でバッテリーを交換してもらうことができます。
 
なお3月末にリリースされたiOS11.3以降、バッテリーの劣化状態を確認できる機能が導入されています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:iFixit
(lunatic)