Apple、アイザック・アシモフ原作「ファウンデーション」TVドラマ放映権を獲得

Isaac Asimov Foundation cover

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Appleが、アメリカの人気SF作家アイザック・アシモフの代表作「ファウンデーション」シリーズの、テレビドラマ版の放映権を獲得した模様です。エンターテインメント業界メディアDeadlineが報じています。

アイザック・アシモフの代表作をテレビドラマ化

ファウンデーション」シリーズのテレビドラマ化については、昨年6月にSkydance Televisionが制作権の獲得を発表しました。今回AppleはSkydanceと放映権を結んだことになります。
 
「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」など多数の漫画原作の脚本を手がけたデヴィッド・ゴイヤー氏と、「宇宙戦争」「チェーン・リアクション」などの脚本で知られるジョシュ・フリードマン氏が、制作総指揮とエグゼクティブ・プロデューサーを担当することが伝えられています。
 
「ファウンデーション」は1942年から雑誌に発表された一連の小説で、アシモフの代表作として知られています。日本ではハヤカワ文庫や創元推理文庫などから翻訳版が出版されています。

オリジナル番組を次々に発注

Appleは最近立て続けに、オリジナルのビデオコンテンツを獲得、または番組の制作を発注しています。スティーブン・スピルバーグ氏の1980年代の人気SFドラマ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」のリメイク権を獲得したほか、ロナルド・D・ムーア氏による宇宙を舞台にした新ドラマクリステン・ウィグ主演の新コメディ番組、ウィザースプーンと女優のジェニファー・アニストン(テレビのコメディ番組「フレンズ」で有名)が共演する朝の新番組、M・ナイト・シャマラン氏監督のサイコスリラー・ドラマを発注していることが、これまでの報道で明らかになっています。
 
 
Source:Deadline via MacRumors
Photo:RA.AZ/Flickr
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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