米ミズーリ州の大学、iPad Pro導入で6,300万円の経費削減に成功

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米ミズーリ州セントルイス郡にある私立大学のメアリービル大学で、新入生にiPad ProとApple Pencilを無償配布したところ、デスクトップ環境と比べて590,000ドル(約6,300万円)の節約になったことがわかりました。

iPadでひとりひとりのペースに合わせた教育が可能に

Appleデバイス管理企業Jamfとメアリービル大学は、現地時間の9日、iPad Proの大学への導入による経費削減についての報告書を発表しました。
 
大学とJamfは、3,600台のiPad、350台のMac、110台のiPhoneをJamfの提供するシステムJamf Proを使用して管理しています。
 
その結果、アプリのみで1学期あたり50,000ドル(約535万円)の経費削減に繋がり、デスクトップ環境との比較で年間590,000ドルの節約効果が得られた模様です。
 
メアリービル大学が導入した「1対1 iPadプログラム」により、学生それぞれのペースに合わせた学習が可能となっており、落ちこぼれになりにくい教育環境の整備が期待されているようです。
 
メアリービル大学学長のマーク・ロンバーディ氏は、「多くの学生が勉強ができないのを見過ごされがちだ。彼らは頭が悪いわけでもなく、怠慢なわけでもない。ただ、自分に合うやり方で教えられていないだけなのだ」とコメントしています。
 
先月末、Appleは教育関連の特別イベントをシカゴの学校で開催し、その際にApple Pencilが使用できる新9.7インチiPadを発表したばかりです。
 
 
Source:Jamf
Photo:AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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