Apple純正ワイヤレス充電器AirPowerは3月発売、最大出力は29Wか

    AirPower

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    初のApple純正ワイヤレス充電パッドAirPowerが3月中に発売される、とサプライヤーの動向に詳しい台湾メディアDigiTimesが報じています。

    AirPowerは29W出力で3月発売か

    AirPowerが3月に発売されるのを目前にして、電流の管理に用いられるGPPブリッジ整流器と呼ばれる部品の製造を担当する台湾メーカーの2018年第1四半期(1月〜3月)の出荷量が、直前の四半期(2017年10月〜12月)から倍増しており、今後もさらに増える見込み、とDigiTimesの複数の情報源が語っています。
     
    同時に3つの機器を充電できるAirPowerは、最大29Wの出力が可能で、サードパーティの7.5W出力製品よりも高出力になる、とDigiTimesは記しています。
     
    なお、AirPowerが3月に発売されるとの情報は、2月下旬にも伝えられていました。

    「2018年発売」とだけ明かされているAirPower

    AirPowerは、2017年9月にiPhone X、iPhone8/8 Plusと同時に発表された、Apple独自規格のワイヤレス充電パッドですが、発売時期については「2018年に登場」としか発表されていません。
     
    AirPower
     
    AirPowerは、iPhoneとApple Watch、そして2018年の発売が予告されているワイヤレス充電対応AirPodsの3つのデバイスの同時充電が可能と案内されています。

    台湾の半導体メーカーの生産能力拡大は不明

    台湾の半導体メーカーであるTaiwan Semiconductor、Eris Technology、Lite-On Semiconductor、Panjit International、HY Electronicの各社は、有線高速充電とワイヤレス充電のどちらにも使われる半導体製品を製造していますが、生産能力拡大の計画については明かしていない、とのことです。
     
    また、ワイヤレス充電器用のメモリコントロールユニットを製造するNuvoton Technology、Holtek Semiconductor、ENE Technologyの各社は、中国を中心とした多くの顧客企業から多くの注文を受けている、とも報じられています。

     
     
    Source:DigiTimes
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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