現在のApple製品風にMac用ディスプレイを復活させたコンセプトデザイン

    Apple Studio Display コンセプト iDrop News

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    1998年、Apple製のMac用ディスプレイ「Studio Display」シリーズが発売されました。Studio Display発売20周年を記念して、現在のAppleデザインを取り込んだコンセプトデザインが公開されました。

    Appleは自社製ディスプレイからは撤退

    Studio Displayは、Appleの自社製ディスプレイとして1998年から2004年まで販売されていました。
     
    Apple Studio Display 17インチ CRT
     
    当時のMacとデザインを合わせたStudio Displayには、液晶モデルとCRTモデルがありました。
     
    Apple Studio Display 15インチ LCD
     
    Appleはその後、Cinema DisplayやThunderbolt Displayを発売していますが、2018年現在は自社製ディスプレイの製造と販売を行なっていません。
     
    iDrop Newsが公開したコンセプトデザインは、発売20周年のStudio Displayに、現在のAppleデザインを取り込んだ作品となっています。
     
    Apple Studio Display コンセプト iDrop News

    OLEDを採用、薄くシンプルなデザイン

    描かれたStudio Displayは、緩くカーブした27インチの有機EL(OLED)ディスプレイです。
     
    Apple Studio Display コンセプト iDrop News
     
    製品の外観は、徹底して無駄を削ぎ落とすAppleのデザインスタイルを踏襲し、極限までシンプルで、薄いデザインとなっています。
     
    Apple Studio Display コンセプト iDrop News
     
    Mac本体や周辺機器類との接続は全てワイヤレス化され、電源以外のケーブル類を排除しているのも、現在のApple風と言えます。
     
    Apple Studio Display コンセプト iDrop News
     
    一緒に描かれているMagic Keyboardには、MacBook Proと同様にTouch Barが搭載されています。
     
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    現時点でAppleがディスプレイ製造復帰の情報はなし

    ご紹介したコンセプトデザインは、あくまでも想像によるもので、現在のところAppleがMac用の自社製ディスプレイ製造に復帰するという情報はありません。
     
    Apple Studio Display コンセプト iDrop News
     
    それでも、Appleが近い将来の発売を予告しているMac Proの発売に合わせて自社製ディスプレイを復活させたら、こんなデザインになるかもしれないと考えると、現在のAppleデザインによるディスプレイの発売が楽しみになります。

     
     
    Source:iDropNews
    Photo:Apple (1), (2)
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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