大手3キャリア、携帯・スマホのSMSを強化へ!「打倒LINE」で連携

    iPhone メッセージ

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    相手の電話番号がわかればメッセージの送受信ができるSMS(ショートメッセージサービス)の機能向上に向けて、携帯電話大手3社が連携し、写真や動画も送受信可能にする、と日経XTECHなどが報じています。年内のサービス開始が目標とされています。

    合言葉は「打倒LINE」

    NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手キャリア3社は、各社間で相互接続しているSMSサービスを、国際規格のMMS(マルチメディアメッセージングサービス)に対応させるために「打倒LINE」の合言葉で連携している、と日経XTECHは報じています。
     
    現在のSMSは、各社間の相互接続により、キャリアや機種が違っても電話番号だけでやり取りできます。スマートフォンだけでなく、従来型携帯電話(ガラケー)でも利用できるものの、最大70文字の字数制限があり、キャリアが異なると文字化けする、画像や動画が送れないといった制約もあります。
     
    キャリアを気にせず送受信できるメッセージサービスは、日本国内出荷台数で5割以上と高いシェアを持つiPhoneのユーザー間ならiMessageが便利ですが、iPhone以外とは送受信できない弱点があります。

    長文や動画に対応、年内にはサービス開始目指す

    MMS規格に対応することで、キャリアをまたいで長文メッセージがやり取りでき、動画などを添付できるほか、海外との送受信も可能になります。
     
    携帯キャリア各社は、MMS規格に一斉対応することで自社の有料サービスへの顧客囲い込みに役立てたい考えがある模様です。
     
    各社は、4月までに新サービスを共同発表し、年内にはサービス提供を開始すべく調整を進めているとのことです。

     
     
    Source:日経XTECH, 産経新聞
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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