米Apple、iOSで活用できるARアプリを紹介する特設ページを公開

Apple AR

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Appleは、iPhoneやiPadで活用できる拡張現実(AR)の魅力を紹介する特設ページ「Augmented Reality for iOS」を公開しました。

Apple特設サイトでARアプリを紹介

「Augmented Reality for iOS」のページでは、iOS11と同時に公開されたARアプリ開発プラットフォームARKitで制作されたアプリを、「Productivity(生産性向上)」「Play(遊び)」「Learning(学習)」のカテゴリごとに紹介しています。
 
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「生産性向上」のコーナーでは、部屋に家具を置いたイメージを把握できる「IKEA Place」のほか、GEが開発した工場のメンテナンス用アプリや、American Airlinesが開発した空港内のナビゲーションアプリを紹介しています。
 
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「遊び」のコーナーでは、人気絵本をARアプリ化した「はらぺこあおむし」やiPhone XのCMにも登場する恐竜アプリ「Monster Park」、おなじみの「ポケモンGo」など、ARを楽しく活用したゲームアプリが紹介されています。
 
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「学習」のコーナーでは、人体の解剖図を自由な角度から眺められる「Complete Anatomy」や、星空にかざして星座を学べる「スカイ・ガイド」などが紹介されています。
 
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上記で紹介したアプリのほか、数多くのアプリがApp Storeの「ARの世界を探検」特集ページでチェックできます。

iPhone XやiPhone8/8 PlusのハードウェアもARに最適化

ページの最後では、「AR + iPhone + iPad」として、ARに最適化されたカメラ、A11 Bionicプロセッサ、モーショントラッキングセンサーといった、iPhone XやiPhone8/8 Plusに搭載されているハードウェアも紹介されています。
 
本稿執筆時点では、日本語のページは公開されていませんが、近日中に公開されるものと考えられます。

iOS11.3ではARKit1.5に進化

また、Appleが先日プレビューを公開し、現在開発者と登録テスター向けのベータ2が公開中のiOS11.3では、ARKitがARKit1.5へと進化します。
 
ARKit1.5では、不規則な形状や垂直面の認識性能が向上すると案内されており、Appleは3月に開催されるゲーム開発者向けイベントでARKitのデモを実施する予定です。

 
 
Source:Apple via AppleInsider
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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