IKEAやはらぺこあおむしも!Apple、本社で米メディアに主要ARアプリを公開

ARKit はらぺこあおむし

ARKit はらぺこあおむし

 
Appleは現地時間8月28日、複数のメディアをカリフォルニア州クパチーノ市の本社に招き、拡張現実(AR)アプリ開発プラットフォームARKitで制作されたアプリを紹介しました。人気絵本「はらぺこあおむし」や家具大手IKEAなどのARアプリが紹介されています。

自宅でIKEAの家具を配置できる

IKEAは6月に、室内に好きな家具を配置できるARアプリをAppleと共同開発していることを発表していました。
 
ARKit IKEA
 
公開されたアプリのデモ動画では、デジタルカタログから選んだ家具を室内に置く様子が紹介されています。
 
お店に行く前にこのアプリで配置をチェックしておけば、広い店内で選んだ家具を部屋に置いたら大きすぎた!と焦らなくてすみそうです。
 

はらぺこあおむしもARに!

日本でも幅広い年齢層に人気の絵本「はらぺこあおむし」がARアプリになり、あおむしが自宅や近所の公園にやって来ます。
 
果物をお腹いっぱい食べたあおむしが、さなぎになり、綺麗な蝶になって飛んでいく様子は、大人が見てもワクワクします。
 

デザートに飾り付けを楽しめる

Food NetworkのARアプリは、お皿を認識し、その上でデザートに好きな飾り付けをして楽しめます。
 

身近な世界がゲームフィールドに!

「Arise」は、自宅やオフィスで、キャラクターが壮大な冒険を繰り広げるゲームアプリです。
 

 
「The Walking Dead」は、アメリカの人気テレビドラマシリーズに登場するゾンビたちを倒すゲームアプリです。身近な景色とゾンビの組み合わせがリアルです。
 

 
「GIPHY World」は、懐かしい雰囲気のGIFアニメを現実世界に登場させるアプリです。
 

GoogleもARCoreで参戦

スマートフォンOSでAppleと競合するGoogleは、Tangoを進化させたAndroid向けのモバイルARプラットフォーム「ARCore」を発表し、開発者向けに開発ツールのプレビューを公開しました。
 
AppleとGoogleが、AR分野で競い合うことで、優れたサービスやアプリが数多く登場することに期待できそうです。

 
 
Source: TechCrunch, 9to5Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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