Apple、来週のアップデートでiOSデバイスをフリーズさせる問題を修正


 
Appleは現地時間1月18日、米メディアMacRumorsに対し、メッセージアプリで悪意あるリンクを受け取っただけでアプリがフリーズしてしまう問題を、来週配布するアップデートで修正する、と明言しました。

iOS11.2.5で修正

このアップデートというのは、開発者とパブリックベータテスター向けに現在ベータ6が配布されているiOS11.2.5を意味すると思われます。
 
来週中にiOS11.2.5、およびmacOS High Sierra10.13.3、watchOS4.2.2、tvOS11.2.5の正式版がリリースされると見ていいでしょう。

怪しいリンクが届いたら会話すべてを削除

メッセージアプリでリンクを受け取っただけでアプリがフリーズ、場合によってはiPhoneやiPad自体が使えなくなってしまう問題が最初にTwitterで公開されたのは、現地時間で16日のことです。
 
問題のリンクはGitHubのURLでしたが、GitHubが17日に問題のURLのページを削除し、拡散を防ぐ処置を取っています。もとのリンクが使えなくなっているため、現時点で影響を受けるユーザーはほとんどいないと思われますが、iOS11.2.5のリリース前に、メッセージアプリ経由で万一怪しげなメッセージが届いたら、その相手との会話すべてを削除することが推奨されています

 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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