メッセージアプリで特定リンクを受信するとiPhoneがフリーズするバグ発生

    iMessage

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    iOSの「メッセージ」アプリ内で特定のリンクを受信すると、アプリやiOS端末がクラッシュしてしまうというバグが報告されています。

    リンクを開けなくとも被害に

    問題となっているバグ「chaiOS」の原因は、Githubのショートカットリンクです。
     
    リンク先には何千ものメタ文字が記入されており、この文字列をプレビュー段階でiMessageが適切に読み込めず、アプリがクラッシュしてしまうようです。アプリがクラッシュするにとどまらず、iPhone自体がフリーズする被害に見舞われてしまうとの報告も出ています。
     


     
    リンク先を開けた結果、ウイルスに感染するという被害は珍しくありませんが、リンクを送られただけでもプレビューの読み込みで端末が不安定になるとあっては、一刻も早いバグの修正が望まれます。
     
    chaiOSを発見したエイブラハム・マスリ氏によると、このバグはiOS10.0から12.5までが対象のようで、iPhone XとiPhone5sで不具合が発生することを確認したようです。また、iPhoneだけでなく、macOSのメッセージアプリもクラッシュさせることが可能なのだとか。
     
    幸か不幸か、マスリ氏が公開したリンクはすでにGitHubからアカウントごと無効にされており、悪用することはできませんが、原理的には誰でも再現が可能です。
     
    GitHubのリンクといえば、先日、クリックするとiOSデバイスやMacがフリーズするというURLが出回っていることが発覚したばかりです。
     
    そのためニュースサイトTHE VERGEは、Appleが対応するまでの対策として、Safariの設定からGitHub.io.のドメインをブロックする、アプリがクラッシュする前に該当リンクを削除する、などを挙げています。
     
     
    Source:THE VERGE
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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