Amazon、容量無制限の「Unlimitedストレージプラン」提供を終了
Amazon.co.jpが、オンラインストレージサービス「Amazon Drive」の容量無制限プラン「Unlimitedストレージプラン」の提供を、11月20日に終了しました。プライム・フォトは継続して無制限で利用できます。
無制限と同額は1TBプラン
Amazon Driveは、比較的安い料金で大容量が使えることが支持されており、iPhoneやiPadから複数のクラウドストレージを横断してファイル操作ができるiOS11の新機能「ファイル」にも対応しています。
容量無制限の「Unlimitedストレージプラン」終了後は、年額2,490円で100GBから、年額414,000円で30TBの13種類のプランが提供されています。
従来のUnlimitedストレージプランと同額の年13,800円だと、1TBプランが利用可能です。
画像ファイルを無制限に保存できるプライム会員向けサービスのプライム・フォトは引き続き提供されます。
契約期間終了後、保存容量1TB未満なら1TBプランに自動移行
現時点でUnlimitedストレージを利用している場合、プラン期間の終了までは現在の契約内容で継続利用が可能です。現在の契約期間終了後は、利用者が自動更新をOFFにしている場合を除いて、保存されているファイル容量が1TB未満の場合は1TBプランに移行されます。
1TB以上のファイルを保存している場合や、自動更新をOFFにしている場合、1TBプランに自動移行されることはなく、利用者が移行先のプランを選択する必要があります。
なお、契約容量を超過した状態で180日が経過すると、契約者に通知の上、最近アップロードしたファイルから順に、ファイルが削除されます。
海外版は先行して終了
海外版のUnlimitedストレージプランは、2017年6月に提供が終了しており、日本での提供終了も時間の問題とみられていました。
このほか、容量無制限のクラウドストレージサービスは、MIcrosoftのOneDriveなどが提供を終了しています。
Source:「Amazon DriveのUnlimitedストレージからの移行について」 via ITmedia
(hato)