アメリカではiPhone8よりもiPhone7が人気

    iPhone7

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    米大手銀行関連会社のブローカーの調査により、アメリカでは最近発売されたばかりのiPhone8よりもiPhone7のほうが売れていることがわかりました。

    iPhone8の少ない販売台数

    iPhoneの新モデルが発売されると、Apple Storeに行列ができ、飛ぶように売れるのがこれまでの通例でした。
     
    しかしながら、iPhone8はこれまでと異なる売れ方を示しています。
     
    米携帯キャリアのAT&Tによると、月払い契約の更新は前年の第3四半期と比べて900,000回線少なく、証券委託売買会社のJefferiesは、iPhone8の需要の弱さが原因だとみています。

    iPhone Xを待ち望む米ユーザー

    KeyBanc Capital Marketsのアナリストであるジョン・ヴィン氏は、「多くのユーザーはiPhone8に十分な性能向上がなされていないと考え、iPhone7を選ぶ傾向にある」と顧客向けのメモに記載しています。
     
    また、ヴィン氏の考察には多くのユーザーはiPhone Xの購入を心待ちにしているとも記されています。まずはiPhone Xの発売を待ってからiPhone8など他モデルを購入を考慮したいというのが顧客の考えだとみられています。
     
    Appleは先月、iPhone8とiPhone8 Plusを発売しました。両モデルともiPhone7に見た目はそっくりですが、ワイヤレス充電が新たな機能として追加され、カメラの性能も向上しています。
     
    Albion Financial Groupのジェイソン・ウェア最高投資責任者(CIO)は、「iPhone7やiPhone8の販売による利益の低下を心配する必要はない。iPhone Xは真のフラグシップモデルで、強い買い替えサイクルを示すはずだ」とコメントしています。
     
     
    Source:Reuters
    Photo:Maurizio Pesce/Flickr
    (lexi)

     
     

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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