今から考えればありえない!Appleの20年前の決断が他社を大きく引き離す要因に

    Apple Store

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    現在、世界で最も価値あるブランドに君臨しているAppleですが、20年前のある決断がSamsungなどの他社を引き離す要因になったと、企業の歴史に詳しい米ベストセラー作家のスコット・ギャロウェイ氏が分析しています。

    iPhoneが急成長の要因ではない?

    Appleの20年間を振り返ってみたとき、他社を凌駕する要因となった最も重要な局面は携帯電話市場への参入もしくは初代iPhoneの発売だったと多くの人が考えることでしょう。
     
    しかしながら、米ベストセラー作家でThe Four: The Hidden DNA of Amazon, Apple, Facebook, and Google(4企業の隠されたDNA)を先週発売したスコット・ギャロウェイ氏は、それに対して異論を唱えています。

    世界中に独自の店舗を持っていることが一番の強み

    ギャロウェイ氏は、Appleが5年連続「最も価値あるブランド」に輝き世界一利益の高い企業として君臨することができる理由は、Apple Store以外の何ものでもないと主張します。
     
    ライバル企業のSamsungは、Appleの2倍の広告費(街頭、インターネットともに)を使っていますが、Appleは20年前に、当時時代遅れと思われた「店舗」に投資することによって現在の確固たる位置を確立しました。
     
    新作iPhoneのために世界中のApple Storeで行列ができるなど、その影響力は、もはや文化の一つとなりつつあるほどです。
     
     
    Source:Business Insider
    Photo:Katie Haugland Bowen/Flickr
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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