Apple Storeに訪れたティム・クックCEO、新製品の売れ行きに満足
iPhone8/8 PlusとApple Watch Series 3の発売から一夜明けた23日、続々と各地でレビューが登場しています。iPhone Xの発売が11月に控えていることもあり、一部では消費者の手控えも予想されていたものの、店頭に用意された端末が続々と完売するほどの人気を見せているそうです。中でも人気なのが、Apple Watch Series 3です。
新Apple Watchの売れ行きもかなり好調
「興奮してるよ」と、米メディアCNBCの取材に語るのは、Appleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏です。同氏は今年もカリフォルニア州パロアルトにあるApple Storeで、店舗スタッフと一緒に訪れた客を出迎えました。
クック氏によると、とりわけ新たにLTE通信に対応したApple Watch Series 3の売れ行きが良く、世界中で「需要に応えるのがかなり困難」とのこと。すでに指摘されている接続不具合についても、ごく一部のApple Watchに発生するだけで、需要を押し下げるような影響は今のところ見られないそうです。この問題に対し、クック氏は「ソフトウェアアップデートで対応する」と改めて約束しています。
ユーザーは自らiPhone8を選択している
また「iPhone X待ち」とあって、開店前から店頭に並ぶファンが、例年に比べて少ないことも一部で指摘されてはいたものの、iPhone8/8 Plusもいくつかのストアで完売となったそうです。
iPhone8/8 Plus、iPhone Xと商品が並列することで、消費者が何を買ったらいいのか決められないのでは、というCNBCの質問に対しても、「我々のユーザーは本当に聡明だ。彼らは何が欲しいのか、自分たちで決められる」と、ティム・クック氏は余裕の構えです。
ユーザーの予算や用途に合った製品を、的確に提供できていることに対する自信の表れでしょう。
Source:CNBC
(kihachi)